2008年04月06日

決済の事

相場は入り口よりも出口が大事とよく言います。結果的にベストな位置でエントリーしても、出口によってはとてもつまらない、悔いの残るトレードになったりしますし、思惑と反対方向に行かれてしまった時に、ロスカットが遅れてしまうと、取り返しのつかない事態を招いたりします。エントリーのルールは確立していても、出口のルールは確立されていないことが多く、そういう意味では、エントリーよりも出口を決めることのほうが、裁量に委ねる部分が強いことになります。

5円抜き、10円抜きなど、非常に細かい値幅でスキャルピングをするような場合には、かなりタイトなルールが存在したりしますが、通常の裁量トレードの中では、損は限定、利は伸ばせというだけで、明確に出口を決めてからエントリーをすることは少なかろうと思います。様子を見て伸びそうなら伸ばすという感覚でしょうね。

ではここで考えて見ましょう。伸びそうか伸びそうもないかが、そんなに簡単にわかるものなのか、もしわかるのならば、まず負けトレードなど考えにくく、ほとんどのトレードで勝つことが出来ます。ましてや、ポジションを持った状態で、そこに含み益が出ている状態で、まだこの先伸びるなどとは、普通の感覚では思えない事のほうが多くないでしょうか?普通の感覚では、もうこの辺りまでだから、決済しておこう、決済してしまおうと考えるのが、普通の感覚です。

このパターンならとりあえず、ここまでで決済して、このパターンならば、少し引っ張ってみるなど、エントリーした後の動きのパターンを見て、それがルールになっているのならば問題ないですし、相場の節を把握していて、次の節まで頑張ってみるとか、節を抜けずにどこどこまで戻ったら、決済するなどという方法もありますね。エントリー後、逆に走られた場合のことを考え、節抜けで逆指しストップを入れ、あとは見ないでおくなどの方法も、立派なルールだと思います。後は分割決済ですか・・節などで決済を入れながら、出来る限り大きく伸ばそうとする決済方法です。他にはトレーリングストップなどもありますね。

以上のことから、実は裁量トレードとは、エントリー時の裁量の他に、決済時の裁量も必要になってきますので、エントリー同様、しっかりとしたルールを作る必要があるわけですね。裁量トレードといいますと、とかくエントリールールにばかり目が行きがちですが、こうして考えますと、出口がしっかり見えてこないと、よいトレードとは言えないわけです。勝率はいいのに、利益があまり出ないなどという方は、えてして決済ルールが曖昧だったりすることが多く、エントリーのことばかりに気をとられたり、検証なども、出口を探る検証はしていなかったりすることが多いのではないでしょうか。出口の検証は非常に難しい事と言えますので、それはしないまでも、どのように決済していくのかをしっかり考えることが大事なのだと思います。

エントリーのポイントを探る場合は、そのポイントにきたらエントリーするかしないかだけの判断をすればよいのですが、一旦エントリーしたら、出て行くところは無数にあるわけです。その中から出て行くところを探るのは容易ではありません。よってエントリー同様、ルールを明確にしておく必要があるのですね。

今日はこの辺で失礼いたします。明日からの相場が活気のあるものになるといいですね。N.Yはダウがチョイ下げ、ナスダックはチョイ上げです。チャートは節的にはあまり動きそうもないところからの寄り付きになりそうですが、SQを意識した動きとなりますので、翻弄されないように、ルールの確認をしっかりして頑張っていきましょう!それではまた明日!最後までお読みいただきありがとうございました。

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