2008年03月01日
負けず嫌い
人は負けるのが嫌いです。私だけでなく誰もが負ける事を快く受け入れることなどなかなか出来ません。仕事や勉強などで負けず嫌いである事は、人の成長や進歩のアシストとなるので、問題のないこと、大切なことなのですが、トレードの中に負けず嫌いを持ち込むと自分をかなり危険な状況に追い込むこととなります。
ここ!と思ってエントリーしたにもかかわらず、思惑とは逆に行く事は誰にでもよくあることです。そうならない人がいたら、それはそれで大変なことです(笑)。逆に行ったという事は、その時点で自分の判断が誤りだったことになります。しかし、エントリーした時点で含み損状態になる事や(指値でよほどタイミングよくエントリーできた場合はともかく)、板の勢いでの多少のオーバーシュートも考慮して、思惑とは逆に行った場合どこまでが許容範囲なのかを考えロスカットをするわけです。
ここまではエントリー前かエントリー後にまだ不利な状況にない時までは皆同じかと思います。そこまではリスク回避に関しては皆同じ見解を持っているということです。心理状態も「絶対そうする」「そうしなければ」となるはずです。問題はいざその状況になった時に、「損失回避」の心理状態が顔を出し始めます。「損失回避」の心理状態とは、簡単に言うと、損失が増えることは利益が増える事よりその価値の感応度が大きい、つまり敏感になるという事です。つまり、人は利益が増える事よりも損失が増えることにより敏感になるということです。この事を「損失回避」と言います。この説明を読んでみると、損失に敏感になるなら、損が大きくなっては嫌なわけだから、ロスカットもすぐに出来るのでは??と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうではなく、「損失回避」の心理状態が強く出ると、損失そのものを回避しようという心理状態が強くなる、つまり損失を認めなくなるのです。簡単に言うと、ロスカットをせず価格の回復を待つわけです。よって小さな損を認めず、大きな損を背負い込む事になってしまうのですね。
さらに、損が進むと以前に何度もお話した、「感応度の低減」が起きます。損が大きくなるにつれ、今度は損に対して鈍感になっていきます。やがて認知的不協和が起き、今の自分のポジションを正当化しようとします。よってチャートや指標、ニュースなど、少しでも自分のポジションを正当化できるものを探して見つけようとします。先日お話した、確認バイアスが強く働くわけですね。その後もさらにポジションが悪化すると、放置したり、無視します。最初に10万円負けるのは嫌だけど、10万円が20万円に、20万円が30万円になっていくにつれ、だんだん悔しくなくなってきます。90万円の負けがあったとしたら、100万円までは・・と考えるのが人間です。100万円過ぎたら放置するかもしれません。事実、私も経験があります。バカですね(笑)でも普通に心理の赴くままに行動したら、これが人の取るべき行動パターンなのですね。たいがいは・・・。
こうならないためにも、負けは早い段階で潔く認めて、せめて1回のトレードで取り戻せる範囲に収めたいところです。うまく行ったトレード1回で取り戻せないような損失を出してしまうと、その日を境に退場へのカウントダウンが始まってしまうかもしれませんから。。さらに、なかなかそれが難しい人は、ロスカットポイントにきたら、即座にロスカットが出来るような工夫も必要かもしれませんね。逆指値でストップするとか。。
よい負けは、その後の勝ちを導きます。悪い負けは勝ちを導きません。それ以降のトレードの足かせにさえなってしまいます。負けず嫌いである事は生きていく上で必要なスピリットです。しかし、ことトレードにおいては、あまり必要なスピリットではないのかもしれません。負けるが勝ち・・最後に残るのは上手に勝つ事よりも上手に負ける事を考える人なのかも知れません。特に挫折を知らない方には、負けを認めにくいという傾向もあるようです。なんかわかる気がしますね(笑)私たちも少しの負けを嫌がり、巨大なリスクテイカーとならないようにしたいものですね。
大急ぎで更新しましたので、誤字脱字あるかもしれません。その際はどうぞご容赦願います。また明日更新したいと思います。最後までお読みいただきありがとうございます。また。
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ここ!と思ってエントリーしたにもかかわらず、思惑とは逆に行く事は誰にでもよくあることです。そうならない人がいたら、それはそれで大変なことです(笑)。逆に行ったという事は、その時点で自分の判断が誤りだったことになります。しかし、エントリーした時点で含み損状態になる事や(指値でよほどタイミングよくエントリーできた場合はともかく)、板の勢いでの多少のオーバーシュートも考慮して、思惑とは逆に行った場合どこまでが許容範囲なのかを考えロスカットをするわけです。
ここまではエントリー前かエントリー後にまだ不利な状況にない時までは皆同じかと思います。そこまではリスク回避に関しては皆同じ見解を持っているということです。心理状態も「絶対そうする」「そうしなければ」となるはずです。問題はいざその状況になった時に、「損失回避」の心理状態が顔を出し始めます。「損失回避」の心理状態とは、簡単に言うと、損失が増えることは利益が増える事よりその価値の感応度が大きい、つまり敏感になるという事です。つまり、人は利益が増える事よりも損失が増えることにより敏感になるということです。この事を「損失回避」と言います。この説明を読んでみると、損失に敏感になるなら、損が大きくなっては嫌なわけだから、ロスカットもすぐに出来るのでは??と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうではなく、「損失回避」の心理状態が強く出ると、損失そのものを回避しようという心理状態が強くなる、つまり損失を認めなくなるのです。簡単に言うと、ロスカットをせず価格の回復を待つわけです。よって小さな損を認めず、大きな損を背負い込む事になってしまうのですね。
さらに、損が進むと以前に何度もお話した、「感応度の低減」が起きます。損が大きくなるにつれ、今度は損に対して鈍感になっていきます。やがて認知的不協和が起き、今の自分のポジションを正当化しようとします。よってチャートや指標、ニュースなど、少しでも自分のポジションを正当化できるものを探して見つけようとします。先日お話した、確認バイアスが強く働くわけですね。その後もさらにポジションが悪化すると、放置したり、無視します。最初に10万円負けるのは嫌だけど、10万円が20万円に、20万円が30万円になっていくにつれ、だんだん悔しくなくなってきます。90万円の負けがあったとしたら、100万円までは・・と考えるのが人間です。100万円過ぎたら放置するかもしれません。事実、私も経験があります。バカですね(笑)でも普通に心理の赴くままに行動したら、これが人の取るべき行動パターンなのですね。たいがいは・・・。
こうならないためにも、負けは早い段階で潔く認めて、せめて1回のトレードで取り戻せる範囲に収めたいところです。うまく行ったトレード1回で取り戻せないような損失を出してしまうと、その日を境に退場へのカウントダウンが始まってしまうかもしれませんから。。さらに、なかなかそれが難しい人は、ロスカットポイントにきたら、即座にロスカットが出来るような工夫も必要かもしれませんね。逆指値でストップするとか。。
よい負けは、その後の勝ちを導きます。悪い負けは勝ちを導きません。それ以降のトレードの足かせにさえなってしまいます。負けず嫌いである事は生きていく上で必要なスピリットです。しかし、ことトレードにおいては、あまり必要なスピリットではないのかもしれません。負けるが勝ち・・最後に残るのは上手に勝つ事よりも上手に負ける事を考える人なのかも知れません。特に挫折を知らない方には、負けを認めにくいという傾向もあるようです。なんかわかる気がしますね(笑)私たちも少しの負けを嫌がり、巨大なリスクテイカーとならないようにしたいものですね。
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